この仕事の大切さが
改めてわかった熊本地震。
入社3年目になった2016年、熊本地震が起こりました。建物に保険が下りるよう申請する書類を作る一方で、宇城市にある老人ホームの復旧工事の現場管理も行いました。
建物の被害はなかったのですが、道路が崩れ、水道も使えなくなるなどライフラインが寸断されてしまいました。一年近くこの場所で現場管理をしましたが、この仕事の大切さを改めて学びました。
入社4年目では保育園の建築に携わりました。大まかな現場の流れもわかるようになり、現場管理の全般を行うようになりました。保育園が完成した後も近くに来ると寄っています。楽しそうに施設を使っている子どもたちの笑顔を見ると、この仕事にやりがいと誇りを感じます。
人に感謝される
かけがえのない仕事。
先日、熊本地震で崩壊したお寺と納骨堂の解体・復旧工事を担当しました。新しくなった納骨堂を地域のお年寄りがご覧になって「立派に復旧してくれてありがとう」と涙を流して喜ばれました。私たちは、人々からありがとうと感謝され、しかも地図に残るというかけがえのない仕事をしています。
一級建築施工管理技士を取得し、一人で現場を運営していけるようになることが今後の大きな目標です。そして熊本のランドマークになるようなデッカイ建物を造ってみたいと思っています。
建吉組は社員同士の仲がよく、社内行事も多いのでコミュニケーションが取りやすい会社です。例えばコミュニケーション部会というのがあって、例えば同じ月生まれ同士の人で集まって飲み会をすることもあるんですよ(笑)
[建吉組を目指す学生さんにメッセージ]
現場管理という責任の重い仕事でプレッシャーを感じることもあるが、やりがいのある素晴らしい仕事ですので是非チャレンジされて下さい。
[田上さんのある日のスケジュール]
高校で学んだことと現場との
ギャップにビックリ!
建吉組は高校の先生からの紹介で知りました。ホームページで調べると、熊本のランドマークになる大きな建物を多く施工していて、私もこんな仕事がしてみたいと思い入社を志望しました。
1年目は主に上司に同行し、現場管理の基礎を学びました。職人さんの手伝いをしたり、ハンマーで釘打ちを経験したりもしました。高校の教科書に載っていることと現場で職人さんが使う用語にギャップがあって戸惑ったりもしました。
例えばネコ。「おい新人、ネコもってこい」と言われポカンとしていると「一輪車のことだよ、早く持って来い!」と怒られたことは今となってはいい思い出です(笑)2年目は現場の写真を撮ったり、職人さんの段取りをするなど少しずつ仕事を任されるようになりました。